■相続放棄って何?
相続放棄は、「亡くなられた方の一切の財産および権利義務を引き継がずに放棄すること」をいいます。実際に相続放棄を行いますと、「最初から相続人でなかったこと」になりますので、万が一代襲相続人がいたとしても、相続することはできません。
この手段は、以下のようなケースでよく用いられます。
○相続財産が債務超過である場合
○長男一人に実家の農地などを継がせるため
相続開始後、何もせずに一定期間が過ぎてしまいますと、あとから相続放棄ができなくなってしまい、意に反して多額の借金を引き継いでしまうこともありますので、速やかに相続財産を正確に把握し、相続放棄をするべきかどうか判断することが大切です。

■相続財産はプラスだけとは限らない!
人が死亡すると、その人に属していた一切の権利義務が相続人に承継されることになります。ということは、
○プラスの財産:不動産・預貯金・株式など
だけではなく、
○マイナスの財産:借金・住宅ローン・キャッシングやクレジットの残債務など
これらもまとめて相続することになります。ときどき、「プラスの財産だけ相続できませんか」と質問される方がいますが、それでは債権者が納得しませんから、相続するのであればまとめて相続しなければなりません。また、相続人が相続時点で亡くなられた方の債務を正しく把握できていないケースもよくございますので、正確にすべての財産を調べた上で、相続されるのか、または相続放棄されるのか、もしくは限定承認という方法を取るのか、正しく選択することが好ましいと言えます。

岩川司法書士・行政書士事務所では、借金の相続に関するご相談について豊富な経験と知識がございます。
対応エリアは、大阪市、堺市、岸和田市、豊中市、池田市、吹田市、泉大津市、高槻市、貝塚市、守口市、枚方市、茨木市等の大阪府全域及び京都府、兵庫県、奈良県等となっております。

「借金の相続」に関するご相談は、早急な対応が必要となるケースも多々ございます。岩川司法書士・行政書士事務所は、「借金の相続」に関するご相談にこれまで数多く対応して参りました。「借金の相続」に関するご相談は、岩川司法書士・行政書士事務所にお任せ下さい。相談料は一切無料で、土日も受け付けております。どうぞお気軽にお問合せ下さい。