■闇金の取り立て対応

通常、貸金業者は都道府県や財務局に登録されなければなりません。闇金業者とは貸金業者として登録されていないにもかかわらず貸金業を営む業者を指します。原則、闇金業者からの融資は違法なものであり、返済に応じる必要はありません。

返済が滞ると、闇金業者から脅迫まがいの催促の電話などの嫌がらせを受けたり、直接自宅に取り立てにくることがあるかもしれません。もっとも、そのような場合でも恐れることはありません。なぜならば、闇金業者は貸付自体が違法なものであり、法的な手続きでは債権を回収できないことを知った上で、嫌がらせをしてあなたに恐怖心を与え借金の支払いをさせようとしているからです。

闇金業者がもっとも嫌がることは警察機関や弁護士などの介入です。あなたが悪質な闇金業者から嫌がらせを受けている場合、まず最初に警察に相談することをお勧めします。もっとも、警察が動いてくれるのは闇金の取り立てが脅迫や強要にあたるとされる場合なので、あらかじめ相談する前に取り立ての音声などの証拠を押さえておくとよいでしょう。

警察に相談するのに抵抗がある場合は、弁護士に相談するのも有効な手段です。法律のプロである弁護士はあなたの財産を守るために闇金業者と戦ってくれるだけでなく、借金自体の相談もできるので、根本的解決につながる可能性が高いといえるでしょう。

借金問題についてお困りの方は岩川司法書士・行政書士事務所までご相談ください。